禁煙が失敗する原因のひとつとして、「心理的原因」をあげることができます。
心理的依存とは、喫煙者の長年の習慣や癖などよって、自然発生的にタバコを吸いたくなることです。
例えば、仕事がひと段落したらタバコを吸うことが習慣になっているとか、ごはんを食べた後に必ず一服しないと落ち着かない、などがあると思います。
喫煙する習慣のある人が、以上のような場面でもタバコが吸えないとしたらどういう気持ちになるかを想像することは難しいことではないでしょう。
これが禁煙を難しくしている心理的依存と呼ばれるものです。
実際に禁煙してる人に聞くとこのニコチンの依存よりもこの禁煙の心理的依存の方がとりにくくつらかったという人がほとんどなのです。
よっぽどこの習慣になれてしまっていて、吸えなくなった状況に不安を感じてしまうのです。
しかし実際に自分の不安や自分のストレスをタバコが癒してくれたかどうかといわれると心理的依存をしてる人たちはそう思い込んでるかもしれませんが、そうではありません。
実際にしばらくタバコを禁煙していた人がまた心理的依存から吸いたくなって喫煙した時に実際にイライラが取れてない自分を発見できた、という体験談があるくらいです。
食後の一服も心理的依存のある人はこれがないと食べた気がしないと勘違いしますが、実は吸わない方が食べたものの味を忘れずに覚えていて食事が楽しくなったというような人が多いのです。
ただこのタバコの心理的依存に気付かず、これが自分の気持ちだ、タバコがないと自分の人生はやっていけないと思いこんでる事を客観視できないでいると禁煙は成功しません。
なのでまず禁煙しようと思った時に、自分の生活習慣の中で今タバコがどんな状況で吸われてるのかを客観視することが必要です。
こういったタバコの心理的依存に克服できると意外に簡単に禁煙はできるものなのです。